自らの意志で会社などを辞める自発的失業と、会社の倒産や会社からの解雇などで本人の意志に反して会社を辞める非自発的失業があります。失業とは、職を失うことをいいます。いずれにしろ、労働する能力と意志がありながら、職場が得られない状態です。15歳以上の者で労働の意欲を持つ人の総数(主婦や学生は除かれる)を労働者人口といい、失業者を労働者人口で割って算出するのが失業率です。近年、日本では失業率が高く、政府はハローワークを通じて熱心に失業対策を講じています。また、若者向けの職業紹介センターを開設したり、職業訓練にも積極的に取り組んでいます。同時に、リストラなどにあった中高年者向けのパソコン講座なども展開されています。